釣り超初心者の釣り奇行

海釣りで千葉県を中心に活動中

茨城県鹿島沖で青物ルアー釣り(1回目)

目次

 

6月第2週の船釣り

 

5月くらいから毎週のように

仕事そっちのけで釣りをしている現実逃避中の筆者です。

今までは堤防釣りメインでしたが、

最近では船釣りにはまっています。

 

車の走行距離が最近いきなり増え始めたので、

車の保険料が高くなりそうでビクビクしています。

 

釣りは基本、小潮長潮若潮を避けた日の

平日にするようにしています。

 

今回は前回の大原青物ルアーが無念の坊主だったのでリベンジをすべく、

本命の鹿島港の釣り船「幸栄丸」に

お世話になることにしました。

koueimaru-f.jp

幸栄丸の公式サイトを見ると直近の青物釣果は良好。

この日のために104リットルのクーラーボックスを中古で用意。

しかしこの大きいクーラーボックスをいきなり船に積んだりはしません。

坊主になる可能性があるからです。

大きいのは車に残して、以前の32リットルを船に持ち込みます。

 

タックルは以前の大原で

グラップラーの竿が長くて私にはやりずらかったので

VADEL(30-120g)を予備として中古で購入。

リールはアマゾンでレブロス LT5000-CHを購入し、

メインのVADEL(90-210g)&フリームス6000番との

2本体制です。

今回の釣り船は茨城県ということもあり遠いイメージだったので

余裕をもって出発したら思った以上に早く着いてしまい、

集合時間まで2時間以上もあったので仕方なく車で仮眠、Zzzzz

 

幸栄丸は青物ルアー以外にもフグや鯛ルアー船も同時に出港している

大きな釣り船屋でした。

中でもフグ釣りは人気があるようで、平日にも関わらずほぼ満席状態。

フグ??毒あるじゃん?釣ってどうするの??と疑問だらけでしたが、、、

そして今回乗る青物ルアー船は7人くらい。

片舷3-4人程度なので快適な間隔で釣りができそうです。

 

鹿島沖へいざ出港

船に乗り込むと、船長のアシスタント?のおじさんに

レブロス5000は小さくて魚をなかなか浮かせられないから

使わない方が良いと言われました。

このレブロスのドラグは12kgあり、一巻きで87cm巻けます。

ハンドルの長さが短いのが問題なのかもしれませんが、

メインはフリームスの方なのであまり気にしませんでした。

 

そしてさらに針のバーブ(返し)は潰すように言われました。

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バーブの場所

 

万が一人に刺さったときに簡単に抜けるようにするためだとか。

そんな事初めて言われたので少し戸惑いました。

どう考えても魚がバレやすくなるからです。

しかし私は弱気な釣り初心者。

戸惑いながらも言われるがままプライヤーで挟んで潰すことにしました。

 

そして船は東の沖に向かって出港。

30分くらいで最初のポイントに到着。

 

船長の妥協のない操船

釣り開始して一投目のルアーを回収して2投目を投げようと思ったら、

船長から「はい移動します」と。

 

その後もそんなテンポがチラホラ。

青物なだけに回遊しているので移動がかなり早く、

1投目のルアーを回収するころには

魚探に反応が無くなってしまうようです。

 

なので魚探に反応があったら重めのジグで素早く

魚のいるタナに落として誘う。

魚がいるうちにタナにルアーを落とせれば、普通の人だったら

高確率でヒットさせることができるようです。

そしてまた青物のいる場所に船を移動させる釣り方が

青物のルアー釣りなようです。

 

青物独特な操船で大変だと感じましたが、

妥協のないその操船を見ていて、

この船長だからこれまで爆釣だったのかなと感じました。

 

隣の釣り人

私の左隣の方は、船長アシスタントおじさんいわく

よく来るベテランの人だそうです。

歳は30代くらい。

 

私が全くヒットしない中、

その人は確実に次々と釣り上げていました。

そのベテランの人は「今日はアタリが少ない」と、

アシスタントおじさんと話してました。

たしかに周りの人はポツポツですが、

ベテランの人はアタリが少ないと言うわりには

ダントツで釣り上げていました。

 

私はというと、多分唯一の坊主をキープ。

私だけ釣れずに申し訳ない気分になってしまいました。

私の右隣の電動リールのおじさんは3匹程度あげていました。

 

私は下手くそながら一生懸命やったのですが、

結局最後まで無念の坊主。

1回だけバイトして海面まで浮かすことが出来たのですが、

その後取り込もうとしたら無念のバラし。

しかし坊主は坊主。自分の実力を思い知らされました。

2〜3匹、1匹でも釣れたらなんて考えは

まだ私には早かったのです。

 

自分の課題はジャーク

私のタックルは竿、リール、ジグ

いずれも問題はなかったと思います。

ジグは普通によくあるような定番ジグの200gを使用していました。

問題なのはどう考えてもジャークです。

 

今回は無念の坊主でしたが、

幸運だったのは左に超ベテランの人、

右に電動リールの人が居合わせたことです

これは後で自分にとって大きな収穫となりました。

 

電動リールおじさんのジャークは

電動であまり早くない速度で巻いて、

ロッドのしゃくり上下幅は30cm程度と小さいものでした。

最初は「そんな弱い誘いで釣れるのか?」と思っていましたが、

それでも見ていると一定のリズムがあり、

弱くても乱れがなく綺麗な感じでした。

 

それに比べ私はというと竿の動きやリールの回転ペース、

どちらも一定のリズム感がなく乱れがありました

自分の中では多少リズムが崩れたとしても

その方が魚として自然な動きに見えるはずと、

都合良く考えてました。

しかしこのリズム感のないジャークが

ジグを不自然なアクションにしてしまい、

結果青物に偽物だと見切られてしまったのかなと今では考えています。

 

そして左隣のベテランの人のジャークは、

私が言うのもなんですが一言で言うなら、完璧でした。

Youtube動画で観たプロと同じようなジャーキングです。

しゃくりの上下幅は50cm〜80cmとかなりあり、

竿がキュッキュッと良い音を出していました。

そんなに激しく動かしながらも無理がなく、

糸に余分な弛みや無駄がありませんでした。

まるで海中の魚たちが見えているようなロッド&リールさばきで、

単調にジャークするわけでもなく、

時にはフォールしたりして面白いように釣り上げていました。

 

特にこのベテランの方の段違いなジャーキングを目の当たりにし、

私のジャーキングじゃ釣れなくてもしょうがないな、、、

と闘志は完全に消え去り意気消沈してしまいました。

今の私では超えられない壁というのにブチ当たった感じです。

 

自分の実力のなさを痛感した私は、

堤防とかでジャーキングの練習をして上達したら

またいつかリベンジしたいと考えながら帰りました。

 

しかしこの時は本当にしばらく青物ルアーはないと思っていたのですが、

次の週にはまたこの鹿島に青物ルアーで来ることになりました。

 

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