釣り超初心者の釣り奇行

海釣りで千葉県を中心に活動中

千葉県富津沖でタコ&アジの船釣りリレー(2回目)

目次

 

7月の第3週、以前にもお世話になった

富津のフィッシュオン大勝さんで

アジとタコのリレー釣りに行ってきました。

 

天気は快晴、風も波もほとんどなし。

潮は若干流れている感じで中潮の日。

乗船客数は9名。

 

前回のフィッシュオン大勝さんでのアジは13匹で、

タコはゼロでした。

今回目標はアジ20匹、できれば30匹くらい!

タコは1匹でも釣れればという感じでした。

 

アジ釣り開始

アジの仕掛けは、前回船長に指摘してもらった通りに長くし、

さらに今回は3本針の自作も用意してみました。

この自作仕掛けは、サルカンから1番目の針まで130cm、

次の針まで60cm間隔で全長250cmのものです。

仕掛けが長くなると絡みやすくなると思ったので

針の間隔は80cm→60cmと短くしてみました。

 

前回船長からもらった仕掛けは、

1番目の針まで同じ130cmで、

次の針までが80cmの全長210cm。

枝の長さはどちらも25cmです。

 

本日は初アジの方もいらしてました。

その方はタックルから仕掛けまで全てレンタル。

そして釣り開始しましたが、

私は2匹くらいつっている間に、その方は10匹くらい、、、

 

作ってきた仕掛けを船長にチェックしてもらうも特に不備は無し。

考えられるのはタナの取り方やイワシミンチの巻き方、、、

水深10m前後で仕掛けの長さが250cmなので、

そうそうタナが大きくずれることはないはず。にも関わらず釣れない、、、

私のリールは一巻き73cmだったので、

カゴが着底したら

シャクってリールを4〜5巻すればカゴが底から2.1m〜3.5mくらいになり

アジのタナの下の方に入るはずです。

 

しかし私は、水深の変化がほとんどないので底どりはせず、

水深7m付近までカゴが落ちたら、

そこでシャクルようにしていました。

アミカゴなのでイワシミンチの減りが早いので、

イワシミンチを節約する意味で着底させていなかったのです。

 

船長からありがたいダメ出しが入りました。

底にカゴを着底させてからシャクリながらタナまであげる

そうすることによってアジがイワシミンチに気付き集まってくるそうです。

 

まず着底させたら3回シャクりながら4〜5回リールを巻いてアタリを待つ。

1分間アタリなければ、さらに2回シャクりながら2回リールを巻いて

アタリを待ちます。

これが一連の流れになります。

着底してから合計で6〜7回巻くので、

私のリールだと海底から420~490cmくらいにカゴが浮上したことになります。

アタリがなくてイワシミンチがまだカゴに残っていそうだったら

再度着底させて一連の作業を最初から繰り返します。

ストップしている時間や潮の流れによっては、

1回の一連の作業でイワシミンチは無くなります。

2回繰り返したら絶対に無いのでカゴを回収しイワシミンチを補充します。

 

慣れてくると自分では工夫のつもりが横着にもなってしまい、

それが釣果を下げる原因に、、、

また欲張って3本針にしましたが、

それはそれで注意していたのですが2回程度、仕掛けが絡んでしまいました。

途中から2本針に変更して、それから絡むことはありませんでした。

 

船長から頂戴したアドバイス通りにすると、

順調にヒットが出るようになりました。

もっとやりたかったのですが、今回はタコ釣りに時間を多めにさくようで終了。

アジの釣果は30cmクラスが14匹。

前回より1匹多い!20匹はもちろん30匹なんてまだまだですね。

 

あと他の方はサバが何匹か釣れていたのですが、私はゼロ。

40cm前後の良型のサバです。

サバはアジよりタナが少し上だと思うので、

サバを釣りたかったら

もう少し上まで仕掛けを上げた方が良さそうです。

 

タコ釣り開始

正直、前回船中4人いて釣れた人は一人で1匹だけだったので、

タコは今回も釣れる気はしていませんでした。

私の中ではアジメインだったので、

タコの仕掛けは前回同様。

しかも豚肉を忘れるという失態、、、、

豚肉を格納する貝のようなものは取り外しました。

 

タックルは、アジと同じで

VADEL BJ 66XHBとバルケッタ301の組み合わせです。

この竿は意外に柔らかいうえに青物も難なく上げられる万能系の竿なので、

今回のような少し大きめのアジやタコにはぴったりだと思いチョイスしました。

*実際今回のようなタコであれば、難なく海底から引き剥がせました。

 

前回同様、着底させて早めの0.3〜0.5秒間隔でシャクル早さです。

シャクリの上下幅は10cm〜20cm程度。

すると1分もしないうちに竿が重く、、、

いきなり根がかりか?と

強く巻いてみると外れた感触。

根がかりは回避できたと思ったのと同時に

竿が軽くならない違和感、、、

ゴミか何かがまとわりついている感じです。

明らかな違和感を感じながら、少し期待して巻き上げてみると

幻のタコ。いや普通のタコです。

いきなり船中最速でヒット!!

嬉しかったです。

*シャクるリズムは1秒に1回くらいのリズムでも、他の方は釣れてました。

色んなリズムで試してみてください。

 

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私の仕掛けはエギ1個とタコベイトという異色の組み合わせ(前記事参照ください)。

しかもエギはメルカリで8本1900円(送料込み)の格安エギ。

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ダイソーのエギはイカ用しかなかったので残念。しかしこれでも1個あたり240円しないので、根がかりでロストしてもそんなに痛くはありません。ちなみに既に2個ロストしました。

 

気を良くして同じようにシャクっていると30分もしないうちに

2匹目ゲット。

今度もシャクっている最中に乗っかってきました。

 

序盤好調で結局3匹ゲットの2匹ばらし。

1匹は海面まで上げたのにタモ入れ時に無念のバラし、、、

なかなか良いサイズでした。

だからこそ重いとバレやすいんですよね。

タコが海面まで上がって見えてきたら、針のかかり具合をチェック。

タコのサイズが大きくなくて、針がしっかり胴体にかかっていれば

そのまま引き上げても良いと思いますが、

危なそうだったらタモで回収するのが良いみたいです。

 

根がかり注意

タコ釣りで一番注意したいのは、やはり根がかりだと思います。

仕掛けを失うのも痛いですが、

もっと痛いのは竿が折れたり、タックル一式ロストすることだと思います。

さらに自分と竿をワイヤーや紐で繋げていると危険です。

タコ釣りは浅瀬で水深がそんなにないので、

根がかりして船が流されるとダイレクトに竿が引っ張られるます。

 

今回気づいたのですが、タコのアタリは2種類あります。

1つはタコが岩や海底の何かにくっつきながらエギに脚を伸ばす。

2つはタコが海底にはくっつかず浮いた状態でエギに脚を伸ばす。

2つめのアタリはなかなか微妙で本当に僅かな違和感に気づくしかないと思います。

そこで気づければ、竿をぐいっと上げて合わせて針をタコに食いこますことも

出来る気がします。逆に

糸を緩めてタコを着底させて海底の岩などに吸着させた上で、

竿を上げればよりグッサリ針が食い込むはずです。

針は返しがないので刺さりが浅いと簡単に逃げてしまうと思うので

なかなか難しいですよね、、、

 

話がそれましたが、1の場合タコが根がかりしたような感触なので、

どこで根がかりと判断するのか見極めが重要だと思います。

 

まずドラグはいつでもすぐに緩められるように、気持ちと体制の準備をしておきます。

根がかり??と違和感を感じたら、

最初はドラグを緩めず竿を立てて何度かリールを強く巻きます。

 

タコの場合はいきなり完全に剥がれるのではなく、

脚1本ずつ剥がれていくはずです。

なので強く巻くと1本ずつ脚が海底から剥がれるので

僅かですが少しリールを巻くことができます。

あとタコだと根がかりとは違い、強く巻いても少し柔らかい感触が残ります。

海底にある柔らかい海藻に絡んだ感触です。

5回程度強く巻いてみて、

全く巻けないうえに感触もカチカチだったら根がかりだと思うので、

糸のテンションを緩めたりして根から外す作業をしてください。

船が流れて糸の長さに余裕がなくなったら、

ドラグを早めに緩めて糸をリールから出してください。

そして根から外す作業を続けます。

自力で外すのが困難だと思ったら、

遠慮せず船長に根がかったことを伝えてください。

船長が操舵して外れる位置に移動してくれるはずです。

 

根がかって糸が強く張った状態だとリールのスプールは返せません。

船は基本潮に流されてるので、そのままドラグが硬ければ

竿は折れるか海に持ってかれてしまいます。

 

今回も多くの人が根がかりしましたが、

船長の巧みな操舵で外すことが出来ていました。

私は幸運にも1回も根がかりしませんでしたので、

どのようなしゃくり方をしていたかを参考までに、、、

 

前回、仕掛けを丸ごとロストし、

その後も数回根がかりしたので

若干根がかり恐怖症なのかもしれません。

今回のタコポイントは基本砂地ですが、

所々根がかりするような障害物があります。

最初に着底して底どりしたらシャクりを開始しますが、

シャクりを開始して10秒くらいは底どりしないで同じ深さのまま上下にしゃくります。

10秒くらい経過したら再び1回底どりし、またシャクりを繰り返します。

この作業の繰り返しになります。

 

もっと頻繁に底どりした方が良いのか分かってませんが、

今回はこんな感じでした。

あと少し離れた場所にキャスティングすると、

着底後、巻いたときにエギを引きずることになって

根がかりする確率が高くなるのでキャスティングはしませんでした。

しかしキャスティングができれば広い範囲を探る事ができるので、

最初は真下にフォールしてやってみて、ほとんど砂地だった場合は

根がかりが覚悟の上でキャスティングもありだと思います。 

 

多分船長はタコがいそうな海底に根のある場所に船をつけるのはずなので、

完全に砂地ということはないはずです。

 

今回はタコを3匹も釣ることができたので、

アジは少なかったですが、良しとしたいと思います。

やっぱ釣れるとタコ釣りも面白いと思います。

私のような初心者でも釣れるのでおすすめです!