待機電力を攻略して節電をさらに極めたい
目次
*釣りとは全く関係のない、太陽光発電のネタになります。
*細かい計算は省いていますというか分かりませんのでご了承ください。
思ったより電気を消費する待機電力
太陽光発電を始めたおかげで、すっかり節電が気になるようになりました。エアコンもほとんど使わないので、周りの人には少し心配されています。というかセコくて引かれているのかもしれません。
数ヶ月前の5月は月に127kWhの電気消費だったので、日で割ると4.3kWhでした。
それが今は太陽光発電を全く使わなくても1日3kWh以下の電気消費です。
それくらい節電できるのであれば、もはや太陽光発電をする必要があるのか?と自分でも少し思いますが、そこは考えないようにします。
以前の生活との一番の違いは、やはり『電気のオンオフを気に掛けること』に尽きます。
あとは何の家電が消費電力が大きいかを把握し、それを集中的に気にかけます。
それは待機電力も同様で、待機時の消費電力が高い家電はなるべくオフにします。
待機電力が高そうな家電としては、エアコン・電子レンジ・テレビ・IHジャー炊飯器・電気ポット・ウォーターサーバー(特にお湯が出るタイプ)とかでしょうか?
これらの家電でも待機電力が大した事なかったり、他の家電で大きいものがあったりしたので紹介したいと思います。
温水洗浄便座(待機電力:最大瞬間50W)
一番待機電力が大きそうな家電は、温水洗浄便座です。もちろんメーカーや種類にもよると思いますが、私のはパナソニックのCH931Sというタイプになります。
説明書にある仕様だと、年間で156kWhです。普通の冷蔵庫の半分くらいでしょうか。1日にすると約430Wh。1時間にすると18Wくらいです。
温水洗浄便座はほとんど待機している状態なので、消費電力の大部分は待機電力ということになります。
そして冷蔵庫と同じように、やはり夏と冬ではかなり消費電力が違うと思います。
(私の冷蔵庫は夏場だと公称値の倍程度でした)
実際に電力計で測定しましたが(温水・便座共に温度は最弱設定で)、50Wになるのはほんの数秒で95%くらいは1Wでした。
しかし今は夏場なので、多分冬は寒いほど待機電力もど偉い事になるんだと思います。
ちなみにこの温水ですが、温水のスイッチをONにして30秒もすると少し暖かくなるのです。
ということは、ズボンとかを下ろす前に温水のスイッチをONにすれば遅くはないと思います。それに暑い時季は水が冷たくても気持ちいいかもしれません。
また、便座の方は夏場はONにしておく必要がほとんどないと思います。冬場でさえも便座カバーなんかを付けていれば、あまり冷たくは感じないと思います。
なので私の場合は、便座・温水両方とも常時完全にオフというか温水洗浄便座の電源自体を落としてます。
しかしシャワーだけ使いたい時があるので、座ったときだけ温水洗浄便座の電源をONにしています。
冬もこの調子で乗り越えたいと思っています。
光回線ターミナルとWiFiルーター(待機電力:7W+3W)
見た目は小さいし、待機電力なんて微々たるものかと思いきや、それなりに電気喰うようです。
私のターミナルとルーターを見てみたら、どちらも入力が12Vの1Aとなっていました。
一応説明書も確認してみたら、そちらには最大で9.1Wと記載されていました。
これが2個ですから最大で18Wくらいでしょうか?
一応、例のごとく電力計で測定してみました。
多分動画とか観たり、重いオンラインゲームとかしていると消費電力は増えると思いますが、通常時の消費電力は、光回線ターミナルが7WでWiFiルーターが2〜3Wでした。
ちなみにこれくらいの消費電力だったら、↓これくらいの電球はつけっぱなしにできます。
このLED電球は7Wです。
外出時なんかは電気がもったいないから部屋の電気は消すと思いますが、だとしたらターミナルやルーターもオフにした方が良いと思います。
私の場合は寝てるときとは勿論ですが、長い外出時は電源を落としてます。電気と違って時々忘れてしまいますが、、、
Amazon Echo Show 5インチ(待機電力:3W)
ディスプレイが常時点いているので、それなりに電気を喰うかチェックしてみました。
通常時は3Wで、電気が暗くなると表示も暗くなるナイトモード時でも2Wでした。
もう少し明るさを暗くしたいと思ったのですが、明るさを調整する機能はないようでした。
しかしこのエコーショーも、最近は全然タッチ操作をしていないので、またスピーカーモデルに戻したい気分です。
こちらもルーターとかと同じ集中コンセントに挿して、消灯時や外出時は一括でオフにしています。
液晶テレビ(待機電力:1〜16W)
電源を入れて最初は16Wですが、しばらくすると1W程度まで落ちるようです。
結局待機電力がどれくらいなのか分かり難い家電でありますが、念の為オフにしておくに越したことないかもしれません。
近々SwitchBotで1日の待機電力をアップしたいと思います。
待機電力のランキング
1〜50W 温水洗浄便座(温水・便座保温オン)
冬場はかなりエグイ事になりそうです。特に一戸建てとかだと尚更?
通信量が重いとさらにアップ?触ると熱くなっている時がある。待機電力的にはかなり大きい部類なので、夜間や外出時、使わない時は積極的にオフに。
2〜3W アマゾン エコーショー(5インチ)
ナイトモードにしていない人は、とりあえずナイトモードに。
1〜4W エアコン(6畳用)
意外とそうでもなかった。ブレーカー落としてます。
2W 電子レンジ
意外とそうでもなかった。どうせなので電源もオフにしています。
1〜16W テレビ(58インチ)
電源をONにした最初は16Wでしたがしばらくすると1Wに、、、24時間でどれくらいなのか気になるところですが、使わない時は電源落としてます。
(追記)24時間で40Wの消費でした。
1時間あたり1.7W前後となりました。
1W IH炊飯ジャー
意外とそうでもなかった。どうせなので電源もオフにしています。
1W 温水洗浄便座(温水・便座保温オフ、電源のみON)
温水と保温をオフにしていればかわいいものです。どうせなので電源もオフにしています。
0W 洗濯機
待機電力は未知でしたがゼロ。エコ!
問題なのは、いちいちコンセントを抜き差しするのは面倒だと言う事です。
しかしそこは色々な便利アイテムで解決できると思います。
面倒なコンセントの抜き差し対策
スイッチ付きコンセント
タッチしないといけませんが、ワンタッチなのでコンセントの抜き差しよりは便利です。
SwitchBot ミニプラグ
テレビは最初スイッチ付きコンセントにしていたのですが、ワンタッチとは言え、観たい時にコンセントの場所まで行ってスイッチを入れないといけないので面倒でした。
そこで↓このスマートリモコンとAmazon エコーを使って、音声でスイッチをオンオフ出来るようにしました。
ただの接続した家電のオンオフじゃなく、オフ時は完全に電源をオフにするので、接続している家電の待機電力も発生しません。
(厳密には、小さいバッテリーがミニプラグの中に内臓されているようで、電源をONしている最中にそのバッテリーに対して充電をしているらしい。バッテリーの容量などの情報は現在不明)
スイッチボットシリーズはおすすめです。今では我が家のスマート家電の基幹となっています。
これでエコーに合言葉を言うだけで、テレビのオンオフができます。
あと面白いのは、消費電力の経過がスマホのアプリでグラフ(日別)で分かることです。
今家電の電気を調べるときは、電力計をジッと見ているので5分が限界です。
これだったらいつでも簡単にチェックができます。
以上となります。