節電を頑張るほど報われない現実
目次
*釣りとは全く関係のない、太陽光発電のネタになります。
*細かい計算は省いていますというか分かりませんのでご了承ください。
努力が必ずしも報われない現実
今はまさに節電の時期ですが、節電を頑張るほど電気代が安くなれば良いのですが、結論から言ってしまうと、頑張り≠電気代が安くなるです。
当然、電気会社によって違いはあると思いますが、私が今契約しているのは東京電力エナジーパートナーです。
契約しているコースはスタンダードS。
料金体系は↓こんな感じです。
アンペアは20Aなので月の基本料金は572円です。
この様に複雑な料金体系なので、同じ消費電力でも料金は一律ではありません。
それどころか消費電力は少なくても料金は高くなるという逆転現象もあったりします。
一律じゃない原因は、この↑従量料金部分の右側がブラックボックスだからです。
一律じゃないと言え、それなりにレンジ幅があると思うのでレンジをつかむ為、グラフにしてみました。
一ヶ月の料金をグラフにしてみました
これが一ヶ月の料金になります。7月1日〜25日までの最新のものです。
曜日の下の数値は、その日の電気代です。
↑これを消費電力順にしてグラフにしてみました。
赤色:円、 オレンジ色:消費電力
(消費電力の数値は10倍の数値にしています。例5.2kWh→52)
見て分かる通り、節電しても水色ラインより下は、電気代の減少が鈍化しています。
超節電を頑張って1日0.4kWhの電気消費でも27円。あまり頑張らなくて1日1.7kWhでも28円、、、
なので頑張った分だけ安くなるという事はないようです。
どの程度の節電が良いのか?
こういう現実を知ってしまうと、ちょっと節電頑張る気が失せてしまいます。
ではどうするのが良いのか、、、
節電をすれば当然、その分生活が不自由になる可能性があります。
なるべくテレビをつけなかったり、部屋の電気をなるべく暗くしたりなどなど。
しかしあまり頑張りすぎても意味がないのであれば、節電はある程度適度にしておいて、電気もそれなりに使う生活が良いかもしれません。
その適度なラインはと言うと、上のグラフでの水色のライン、1日55円のラインです。
1日55円になる消費電力は1.7kWh〜2.4kWhの間でした。
なので1日の消費電力が2kWh前後になる程度の節電で良いと思います。
私の場合、冷蔵庫を太陽光の蓄電で動かせると1日2kWh以下は確実なのですが、日射が悪い日が必ずあるので毎日継続するのは不可能です。電圧が低下したら、しばらく蓄電に専念しなくてはいけません。
前回の記事でも紹介しましたが、冷蔵庫以外を節電するパターンだと、だいたい2.3kWhくらいです。このパターンだったら毎日継続は難しくありません。
なので無理して冷蔵庫を節電するのはもう止めて、冷蔵庫以外の節電でいこうかと思います。
しかし確か東京電力は、8月くらいから値上げを宣言していました。
2割くらいアップするとかしないとか、、、
この適度な節電ラインを見つけたのに、そのラインが変化してしまうかもしれません。
気になるところなので、またデータが集まったらチェックしたいと思います。