目次
ラダーの位置をエレキ前側にした時の、
事故未遂エピソード
今のハイガーのエレキモーターにラダーを付けると
ラダーの高さの分だけエレキモーターを海に沈める必要があって、
釣り糸が後ろに流れた時にエレキモーターに絡みやすくなってしまいます。
ラダーをエレキモーターのパイプ前側に付けたりもしてみましたが、
後ろ側に付けた場合と比較すると海水の抵抗を受けやすい事が分かりました。
前側の場合に、曲がろうとしてラダーの角度をつけすぎると
カヤックが急旋回しやすい感じです。
急旋回したら当然バランスを崩す原因になってしまいます。
実際に良くないどころか、以下は危険だったエピソードです。
ラダーが前側の時に、エレキモーターで微速前進していました。
一瞬エレキのハンドルを離したとき、
一瞬でハンドルが180度回転してしまったのです。
微速だから良かったもののペラは回転したままなので、
瞬間的に進行方向が変わった事によりカヤックがバランスを崩しました。
転覆はしませんでしたが、
ハンドルは手の届かない向こう側(反対側)にいってしまい、
カヤックは後進状態に。
ハンドルに手が届かないのでエレキをオフにできません。
普通に危険な状態だったと思います。
*エレキモーターのパイプに付いているネジは適度に締めていたので、
緩かったわけではありません。
それ以上にラダーに対する水圧が高かった為、
回転してしまいました。
しかしここで以前に作成した↓安全キルスイッチが役立ちました。
このスイッチは椅子の直ぐ後ろの手が届く位置なので、
回転させてオフにしました。
船が静止し安定したのでエレキモータのパイプまで手を伸ばして
ハンドルを元の位置に戻せました。
以上の事故未遂?があった事もあり、
自分の中で前側ラダーは完全に消滅しました。
ラダーの位置がエレキの後ろ側だったら、
こうはならなかったはずです。
しかしエレキモーターに糸が絡むのは嫌なので、
何か良い方法がないか考えました。
元々ハンドエレキの場合、腕だけを真後ろに出すので、
長い時間その格好だと腕がけっこう痛くなります。
エレキを動かさないで足漕ぎ前進している最中でも、
エレキに着いているラダーで進路変更していたので、
頻繁に後ろに手を伸ばしてハンドルを操作していました。
全てを解決する改善案
ラダーを前側(カヤックの先端ではなく、椅子の前あたり)に付けたら、
ラダー操作のしやすさは格段に良くなると思いました。
仕掛けが絡んだ場合でも、ラダーを水面に引き上げて
簡単に対応できる想定です。
なんとなく構想が固まったのでイメージにしてみました。
利用するパーツ類は、毎度お世話になっているG-Funになります。
・付ける場所
赤丸のステーに取り付けます。
左右どちらにも付けることが出来ます。

・各パーツ構成(側面図)

全部で送料いれて2,500円くらいです。
これとは別にラダーを挟んで固定するためのクランプをアマゾンで購入。
*実際に作っていく最中で、さらに何点か使ってないパーツを再活用しました。
工作開始
パーツ類が全て届きました。


Dのフレームは水の抵抗をあまり受けないように細いフレームになっています。



ラダー部分はカット作業が必要ですが、↑画像のは古い使ってないラダーを
置いてみました。これより一周り大きいサイズで作成したいと思います。
真ん中の短いフレームは上下にスライドするので、ラダーにもし糸が絡まったら
スライド分だけラダーを水面付近まで引き上げることができます。
ここでカヤックに取り付けてみたところ、
Eのフレームが思った以上に内側に出っ張ってしまったので、
足とぶつかったりするのも嫌なので、
色は黒になってしまいますが、古い短いフレームと交換しました。
また、通常ラダーは手を離すとその角度で固定されるものですが、
この自作ラダーは手を離すと完全フリー状態なので
あまりよろしくないかと思い、見た目は不細工ですが、
少し太い輪ゴムで定位置に戻る仕様にしてみました。
そのゴムを引っ掛ける為に使ってないコネクタも付けてみました。

グレイのパーツに↓金具が乗っかります。
このグレイのパーツがないとガタついてしまいます。

外すときも少しネジを緩めれるだけで外せます。
グレイのパーツは非常い外れやすいので、
ガムテで落ちないように巻いちゃいます。
先端に付ける予定だったゴムカバーを付けてると、
金具に挿せなくなるので倉庫行きとなりました。

↓こんな風に普通に回転します。
手を離すと基本状態に戻ります。

↓カヤックに取り付けてみました。



長さ的には十分かと思います。
魚探の振動子なんかもこれで付けられそうです。
ダイソーまな板をカットして装着してみました。
まな板とクランプの間の隙間は、ワッシャーを数枚挟んで調整しています。

見ての通り、だいぶ大きくしてみました。
あとはこれが海に落ちてしまわないように、
念の為ワイヤーなんかで結んでおいた方が良さそうです。
実使用報告
まず思った以上に水の抵抗を受けて、
以下図の中央のように少しずつ回転してしまうので、
固定部分を図右のように少し強固にしました。

オレンジ色の部分が追加したパイプです。
ここにこのパイプがあれば回転は阻止できるはず。

↑この部分は常にカヤックに付けるようにしました。
海に入る前にラダーを取り付けて、
↓以下のようにラダーを上げたままにしておきます。

↓海に出たら下ろします。

今回使用した時は、水の抵抗でラダーをちゃんと固定できず、
途中でラダーを外してしまいました。
これでまた試してみたいと思います。
実使用報告その2
改良したラダーを取り付けて試用してきました。
結果から言いますとダメでした。
強度や作りというより、
そもそも船の特性を理解してませんでした。
今回のように左舷にラダーを取り付けた場合、
右には舵を切ることはできるんですが、
左には全く曲がりませんでした。

もし左にも曲がりたいなら、右舷に同じようなラダーを取り付けて
2個体制にする必要があります。
正直1個でも邪魔な感じがあるので2個体制はありません。
エレキモーターのように動力があるものであれば、
側面に付けても左右ともにそれなりに曲がりますが、
それでも例えば左に付けた場合は左に曲がるのがかなりきつく
角度をつける必要があったのを思い出しました
(以前側面にエレキモータを付けていたので)。
ですのでラダーの付ける場所は、
基本は船の中央のライン上にする必要があるのだと理解しました。
そして結局以前のように船尾に付けてる
エレキモータにラダーを付ける形に戻すことになりました。