沖に出ていたらエレキモーターのマウントが破損し大ピンチ
目次
はじめに
2023年のGW明けに、内房へカヤックで出たときの出来事です。
当日の風は3m〜6m程度で、午前は比較的風がなく
午後になって少し風が出てきました。
カヤックには60lbのエレキモータをセットしていました。
中古で購入したエレキモーターでまだ使用は3日目でした。
2km沖でアクシデント発生
海へのエントリーポイントから約2km程度地点での出来事です。
エレキモーターを載せていたマウントがすっぽ抜けたのです。
当時は画像を撮る余裕などありませんでしたが、帰還後撮影した該当の箇所です。
本来のマウントはこういう↓状態で、これにエレキが載っかる感じです。
このマウント箇所が、、、このように↓抜けてしまったのです。
折れてはいません。ネジが緩みきっていたせいで1個は左に移動してしまってます。
緩んだネジの箇所はこちらです↓。これは片方ですが、反対にも同じ様に2箇所ネジがあります。
エレキを操作している最中に抜けたので、海中に落とすことはありませんでした。
とりあえずバッテリーとの接続を外し、エレキモーターをカヤック前部に
移動させました。
かなり苦労して帰還
沖合2km。そしてタイミング悪く帰還する方向はほぼ向かい風発生で
体感風速5mくらい? 風があれば当然波もでてきます。
エレキモーター約10kgはただの錘となりました。
またこの時、捕獲した深海魚も同乗したいたのでそちらも+5kg以上。
とにかくこの2kmは長かったです。
風波がある上に、いつもより重い積載物、、、
カヤックの速度は魚探で確認すると3km程度しか出てません。
2km弱の距離を時速3kmだったので約30〜40分間です。
しかも休憩なし。
一度休憩してみると時速1kmで流される感じです、、、
いつもよりパワーのあるエレキを積んでいたので、
風が出る可能性はあったのものの少し沖に出てしまいました。
近くに小さい漁船もいたので曳航してもらうことも少し頭をよぎりましたが、
なんとか自力で着岸することが出来ました。
岸に着いた時は立つのも少しフラつきましたが、大きく安堵しました。
破損の原因
使用していたエレキモーターは前進後進が出来るタイプです。
時より後進も使用していました。
遅かれこのようになっていたと思いますが、
この前進後進併用したことでより緩みを加速させてしまったと思います。
またエレキモーターは60lbで1馬力未満ではありますが、
これまでのハイガーのエレキに比べたらかなりのパワーがあります。
ですのでそのパワーに対してマウントの強度がが足りてなかった
可能性も考えられます。
このマウント自体は自作ですが、けっこう頑丈だと思い込んでいたので、
まさかネジが緩むとは思ってもいなく、
ネジの緩みなど全然確認をしていませんでした。
ちゃんと出航前に確認してネジを締めてさえいえば
まず起こらなかった事だと思います。
強度不足かは明確には分かりませんが、
安価に補強する方法があれば、安全の為にやらない手はありません。
早速補強パーツを『G-FUN』で購入しました。
後日補強の内容や様子もアップしたいと思います。