釣り超初心者の釣り奇行

海釣りで千葉県を中心に活動中

足漕ぎカヤック2・3回目:千葉県内房(追記9/14)

目次

 

初回のカヤックから4週間くらい経過してしまいましたが、

予定通り2回目に行ってきました。

前回のショックが大きかっただけに、一時は本気で引退を考えましたが、

にも関わらず、今回は泊まりで2日間連続カヤックなので3回目もあります。

 

あれだけ体力が保たないと言っておきながら、、、

もちろん2日目で体力が尽きたらゲームオーバーでしたが、

1日目が初回に比べたらだいぶ楽だったせいもあり、

2日目の朝は多少疲れがあるものの、体力的には行けそうな感じだった事と、

せっかく泊まったという事で2日連続で行ってきました。

今回はそんな2日間の記事になります。

 

今回新たに用意したアイテム

新たなアイテムはこの1個だけです。

・DC対応 洗車用高圧スプレーガン

 

同じような商品でケース無しのもありましたが、

ケースが欲しかったのでこれにしました。

中華感がけっこうある商品ですが、届いてすぐに風呂で例のジャンプスターターでテストをして問題なく動くことを確認。

今回2日間で2回、合計30リッターくらい使いましたが問題はなかったです。

肝心の勢いも十分です。肌に当てたら我慢できますが、まーまー痛いくらいです。

勢いの調整もガンのレバーで簡単です。

あと音は多少しますが、外だったらうるさいって程ではありません。

以前使っていた手動のポンプ式加圧シャワーはチョロチョロ勢いがなくて

まともに汚れを落とせなかったので、これに変えて本当に良かったです。

 

 

改善した点

・程近くで水深が深い海に変更

前回の富津市大貫は、1km沖に出ても水深8mとかの遠浅でしたので、移動でけっこう疲れました。

今回行った海は、千葉県富津市金谷安房郡勝山です。

どちらも程近くで水深が10m〜20mと深くなる場所です。

 

・ドーリでカヤックをしっかり固定

これは単に私のミスだったのですが、前回はドーリーの金具に紐を通す方法を間違っていたので、キツく締めることができませんでした。途中で外れたりはなかったのですが

ドーリがだいぶ端っこに移動してしまったのでかなりカヤックが重く感じたのです。

今回1日目はドーリーは使いませんでしたが、

2日目は柔らかい砂浜が30mくらいあり、

この幅のあるタイヤでもだいぶ足を取られましたが、

強引に引っ張ってもドーリが外れたり、大きくずれなかったので

前回に比べればだいぶ楽でした。

 

・飲み物と食料をしっかり用意

前回は無謀にも飲み物すらクーラボックス用に氷らしたペットボトルの氷で喉を潤わしていました。食料も何も用意していなかったので、帰着時の疲労感は想像を絶していました。本当に我ながらアホだと思います。

何かに集中すると、飲食に興味がなくなってしまうので、、、

今回はちゃんと用意しました。

カヤック上での飲食はなかなか気分が良いので、そこはむしろ楽しむべきかもしれません。今度からお菓子も持っていきたいと思います。

 

改善した点はこれくらいです。

 

 

千葉県富津市金谷沖(1日目)

1日目の場所は千葉県富津市金谷です。

予めグーグルマップで見つけておいた良さげな場所に行ってみました。

岩場なので普通だったら断念するような場所ですが、SUPの方を数名を発見。

SUPが出られるならカヤックも行けるだろうという発想で、そこから出ることにしました。

階段はないので、岩の階段を降りることになります。岩場なのでドーリーは使えませんが、そんなに急な斜面ではないので、なんとかカヤックを手持ちで降りられそうです。

距離は30mくらいと短いので、カヤックは前後別々に運んで海際で合体しました。

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カヤックを合体し終わって、残りの荷物を下そうそしているときの画像です。SUPの方が出ていくのが見えます。やはり他の方がいると少し安心しますね。

 

ちなみに合体する際の注意点なのですが、合体箇所に砂や小石が挟まった状態だと

大変危険です。挟まったものが大きければ合体が出来ないので気づくと思いますが、

もしそんなに大きくなくて合体できてしまったら、海に出てから最悪前後がだんだんずれて外れてしまう可能性もあるので、合体するときはご注意ください。

 

準備が整い出航。

磯から出る際、海中にある岩場が見えなくて1回ぶつかってしまいました。

岩場だとこういうケースがあるので、次回からもっと注意したいと思います。

 

↓このアプリで水深を調べてたので当然ですが、1分漕いだくらいで水深10mを突破。

無料だと画面拡大できませんが、だいたいだったら分かります。

これくらいの深度になればアジや魚もいそうです(←素人考え)。

アンカーは深度があるのでまり使いたくありません。

潮の流れはそれなりにあるようですが、波風はほとんどなく穏やかな感じです。

 

深度があるせいか、遊漁船も数隻近くに来ています。

何釣りかよく見てませんでしたが、とにかく魚はいるはずです。

ただ初回の大貫と違い、そんなに沖に出なくても時々他の遊漁船や漁船、プレジャーボートが近くを行き来します。ヒヤっとした事は無かったですが、旗は絶対必要ですし、大貫のときのように昼寝はできないなーと思いました。

その点、このカヤックは目立つオレンジ色で良かったと思います。

もし船が地味な色だったら、派手な色の服や帽子にするのもいいかもしれません。

 

魚探にも何の魚か分かりませんが反応はけっこうありました。

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だいぶ浅いところですが、大きさはそんなにチビじゃないようです。

 

午前9時くらいから午後4時30分くらいまでやりました。

コマセアジ、ルアー、タイラバ、タコエギ。

少し粘ったつもりですが、結局坊主。

かなり良い場所のはずなんですが、、、

 

帰着で接岸するときは、潮位の変化が心配でした。

もし潮がひいて浅くなっていたら、カヤックを引き上げられない可能性もあるので。

しかし少し深くなっているだけで全然大丈夫でした。

岩場で海に入るなら、1日の潮位も見ておいた方が良さげです。

 

そして海から車までカヤック運びです。

少しキツかったですが、疲れたら軽いものを運んだり緩急つけて無事終了。

ただカヤックの前後をばらすときに、岩場でやったので

少し傷がついてしまいました。

出来れば上向きのままバラす方法を知りたいのですが、

車のトランクに敷いてある敷物を持ってくるとか、次回以降は何か工夫したいです。

 

 

船の速度や旋回性能

初回は気持ちにゆとりがありませんでしたが、今回はカヤックの速度などしっかりチェックしてきました。

潮の流れは1km未満の状態で、疲れない速度は4km〜程度です。

ゆっくり漕がないかぎり、4kmを切ることはありません。

少し力を入れれば5km〜になります。

全力疾走状態で6km越え、最高速は7kmくらいです。

私の巡航速度は4.5km〜5.5kmくらいでした。

 

また完全停止状態からの360度回転は約45秒かかりました。

反転だったら25秒くらいです。

 

手漕ぎパドルの速度も測ってみました。

魚探など邪魔なものは外しましたが、足漕ぎほどのびませんでした。

普通に漕いで3km〜。少しがんばっても4〜5kmくらいで、足漕ぎより1km遅い感じです。

慣れればもっとだせるのかもしれませんが、このカヤックの形状だったら

足漕ぎの方が断然楽な気がします。

 

初回は魚探に速度が表示されることすら知らなかったので、速度は3kmくらいかな?と思ってましたが案外でているようです。

購入したハイガーの20lbエレキでは多分、コンスタントに5kmは難しいと思います。

少しエレキ導入が面倒になってきました、、、

それでも購入してしまったので、そのうち一応艤装できたら使ってみる予定です。

 

 

 

千葉県安房郡勝山沖(2日目)

2日目は安房郡勝山です。

コロナで駐車場は閉鎖されていますが、広い砂浜があるのでそこから出ることにしました。

車から海際までの距離は40mくらい。少しあります。

海まで平坦なので、無理せずドーリーを活用しました。

砂地の上は少し移動がしんどかったですが、1回で全て運ぶことができました。

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時間は午前8時くらいだったと思いますが問題なく出航できました。

海は湾なのでそんなに潮の流れは心配していなかったのですが、予想以上に速いです。

カヤックを放置してみると2kmの速度で流されます。

昨日、アンカーを全く使わなかったので、今日は車の中です、、、

 

しかし足漕ぎはやはりいいですね。流されても足で漕いで場所を修正しながら、手では釣りを継続することができます。

深度はこちらもすぐに深くなります。少し沖に出ると水深20m越えです。

しかし、そこまで深くなると小さいリールなので仕掛けの回収がいちいち面倒です。

ここまで深い場所じゃなくてもアジなどはいるはずなので、水深20m未満の場所でうろちょろ移動を繰り返していました。

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勝山でのだいたいの移動経路です。

 

 

カヤックの椅子が壊れる!

壊れるというと少しオーバーですが、椅子の紐の留め具が壊れました。

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黄色の箇所にあった棒が欠損しています。左右のバックル両方ともこの状態になり、

欠損した棒が下に落ちていました。画像は家に帰って撮ったものです。当時は少し焦りました。

後から気づいたのですが、上の紐が欠損した箇所の棒を一周して固定されていたのですが、この細い棒よりも普通にバックル外側(一番左側)を一周した方が強度高くなるんじゃ、、、と思いました。

2つが同時に折れたようで、けっこうな音とともに後ろにのけぞりました。

足漕ぎしている最中だったので、、、

以前の記事で頑丈そうな椅子と絶賛したのに、この結果、、、

 

しかし背もたれがないと足漕ぎに力が入りません。

漕げないことはありませんが、この状態だと足漕ぎがだいぶ疲れるので続行は不可能です。

パドルは使わないと思って車に置いてきましたが、もしパドルがあっても続ける気にはなれません。

 

ここは滑ってしまいそうですが、とりあえず紐を結んでみました。

紐は購入当初長すぎだったので、けっこうギリギリに余った部分を切り落としてしまいました。しかしなんと結ぶことができました。

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祈るような気持ちで背もたれに体重をかけてみました、、、

大丈夫なようです。体重をかけた事で逆に結び目がきつく締まりガッチリしたようです。

ただの応急処置ですが、あまり岸から遠くはないので、もしほどけても岸までは問題なく戻れそうです。

また椅子の底側にも同じバックルが何個か使われているので、応急修理でこれを使うのもありかもしれません(結んだ方が早いと思います)。

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椅子の底側の画像です。バックルは6個もありました。

ただしこのバックルで椅子の深さが決まる?ので、取ってしまったら床にお尻が着いてしまかもしれません。そうなったらお尻が痛くなりそうですね、、、

また数個のバックルで体重を支えている感じなので、一つでも外したら残りでは支えられなくなってまた破損するかもしれません。もし外すなら全部外すか緩めた方が良さそうです。そしてバックルを付け替えるなら海上はかなり難しいです。椅子を外す必要があり、外す時にバランスが悪くなるからです。一度岸に戻って作業した方が安全です。

この椅子はちゃんと修理が必要ですが、バックル?などの部品を買えば簡単に終わると思います。お金もそんなにかからないはずです。しかし今度はもう少し頑丈そうなものにしたいです。

この椅子はいろんなカヤックにも使われているようなので、足漕ぎカヤックでこの椅子を使っている方がいたら部品交換をお勧めします。

手漕ぎカヤックでしたら、そんなに背もたれに負荷はかからないので壊れないと思います。

 

追記(9/14)「椅子の紐を修理」

注文したは25mm用のこれです。

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壊れた箇所の紐の片方は↓この様になっているので、バックルの紐をひっかける棒が外せないと面倒ですが、購入したバックルだったら棒がネジなので簡単に外せます。
出先の応急修理では、椅子の底側にあるバックルを2個だけ持ってきて付け替えることが出来ればと思っていましたが、上側の紐がこのようになっているので無理そうです。

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購入したバックルは紐を通すだけのものなので、反対側の紐は固定するためにアジャスターというものが必要になってきます。幸い壊れたバックルはアジャスターとしては使えるようなので流用したいと思います。

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旧バックル(アジャスター)への紐の通し方はこんな感じです。
完成です。サイズもピッタリです。購入したのはバックル2個のみ。
このバックルは見ての通りつまむだけで外せます。カヤックを何時間も漕いでると無性に腰を伸ばしたくなり、のけぞりたくなりますが、これでそれが出来そうです。

 

 

駐禁取り締まりのパトカーが現れる!

午後になって潮の流れが少し緩くなってきました。

潮の速度は1km未満くらいです。

また南側に戻ってきたところ、何やら岸の方からスピーカーで人の声がします、、、

特にそんな商業施設は何もなかったはずです。

もしや警察??

警察が駐禁に来たら周りの釣り人も動くはずです。

しかし目立った動きはありません。気のせいかな、、、

と思っていたらパトランプが点灯しているのが見えました。どう見てもパトカーです。

何言っているか分かりませんが、駐禁を取り締まりに来たのは間違いないと思います。

間に合うか分かりませんが即戻ることにしました。

 

戻るとパトカーの姿はありませんでした。

しかし私の隣にいた車は既に撤収したようです。

気づかなかっただけで引き上げた人もいたのか?、、、

またパトカーが来る可能性があるので、もうこの場所はダメです。

駐車場が封鎖されていたので皆路駐していたのですが、皆しているからは通用しませんよね、、、すいません。

他に駐められるような場所もないので、もう今日は撤収です。

 

片付けを進めていると、またパトカーが来ました。

まだ周りに路駐している車は何台かいましたが、止まらず何も言いもせず素通りでした。

切符を切る気があるのか分かりませんが、とにかくリスクをおかしてまで釣りを続ける

意味は全くありません。

椅子のバックルも壊れてしまったので、撤収のタイミング的には悪くないかもしれません。

午後になったら波風は強くなってくるはずだったのですが、むしろ穏やかになっていましたが、、、

 

カヤックの分割は傷がつかない砂地でしたかったのですが、

分割するにはカヤックの荷物を全て下ろして、さらに椅子を外して裏返さないといけないので、結局、一式全て車までドーリーで運びました。

今回は砂浜だったのでカヤックはそれなりに砂まみれです。

洗浄も昨日より時間がかかり、水も20リットル程度(昨日の倍くらい)使いました。

そんなこんなで午後2時過ぎにはその場を後にしました。

ちなみにこの日も坊主です。

どこまでカヤック坊主記録が更新されるのやら、、、(泣)

 

連続2日間を終えてみて

何処かで見たのですが、

「おかっぱりで釣れないからといって、海に出たら釣れるとはかぎらない。」

「おかっぱりで釣れない人は海に出ようが釣れない。」

まさにその通りになってしまいました。

しかし毎回坊主が続けば、さすがに挫ける気がします。

どうしたら坊主を脱せるか、、、新たな分厚い壁です。

 

カヤックの方は自信には程遠いですが、続けられる気になってきました。

無謀?にも2日連続でしたが、2日目は予定よりかなり早上がりだったこともあり、

終わってみれば予想以上に疲れはありません。

初回のときは食料が何も無かったので問題外ですが、全てが不慣れで気持ちに余裕が一切なかったので、それがかなり疲労につながったと思います。

今回の調子だったら3日目も行けるかもしれません。

行きませんが、、、