ソーラーチャージコントローラーの熱問題 vol.2(7/6追記)
目次
*釣りとは全く関係のない、太陽光発電のネタになります。
*細かい計算は省いていますというか分かりませんのでご了承ください。
ミニ扇風機を自動でオンオフしたい
ここまでの詳細はvol.1をご参照くださいませ。
簡単に経緯を説明しますと、ソーラーチャージコントローラー(以下コントローラー)が40Aに対応しているはずなのに、20Aちょっとの給電でコントローラーが高熱となって、バッテリーへの給電がストップしてしまうのです。
その解決策としてミニ扇風機(以下ファン)で空冷する事にしたのですが、24時間バッテリーさえあれば回り続けてしまうので何か良い策はないかと考え、以下のプランを思い付いた次第です。
光センサーを接続して自動でオンオフするプラン
これに関しては非常に有益なサイトがありました。
まさにジャストミートです。
特にこのサイトに後半に記載されている
「フォトレジスタリレー・カーライトコントロールスイッチ」という電子パーツはかなり良いと思います。先人の方が苦労してこの結果にたどり着いたのを、労せず良いところだけいただくという、情報掲載、感謝しかありません。
配線図も掲載してもらっているのですが、すいません。素人なので
見ただけでは、どの線が何処へ、、、と分かりませんでした。
なのでこの手法は非常に興味深いのですが、今度機会があればトライしたいです。
*余談ですが、そもそも私のソーラーチャージコントローラーは、一番右側の端子(画像参照)
からの出力を、日中だけに設定することが可能なはずなんです(日没と同時にオフにするとか)。ここにファンを接続すれば、光センサーと似たような動きになるはずなんです。しかしコントローラーの説明書に設定方法は書いてないし、ボタンを色々押して試みたのですが上手くいきませんでした。(余談終了)
ミニ太陽光パネルを接続して自動で?オンオフするプラン
私に見合うシンプルな方法を思いつきました。小さい太陽光パネルを直接つなげる方法です。
このファンの5Vと同じ電圧を出せるソーラパネルが必要になります。
この方法だったら日差しが弱くなれば回転も弱くなるだろうし、さらに弱くなれば自動で止まってくれるはずです。
しかし、そんなにお金はかけたくありません。
ダイソーには毎週のように行っているのですが、気になっていたのものがありました。
ソーラーライトです。
太陽光をバッテリーに充電して、夜になると自動で光るライトです。
ソーラーパネルは小さいですが、単三バッテリー(200mAh/1.2V)も1本内蔵してこの価格ですから、お値段以上どころかお値段異常です。
ネットで調べたのですが、このソーラーパネルの出力が何ボルトで何ワットか見つけられませんでした。電圧がもし低くても直列する方法もあるので、とりあえず調べる為にも1個購入しました。
早速分解していきます。
この状態で先日、日中に太陽光にあててテスターで電圧を測定してみました。結果は、
2.5V
ファンは5V仕様なので、つなげてもピックと少し動くだけで全く回転しません。
残念。
仕方ないので追加でもう1個ソーラーライトを購入したいと思います。
このパネルが1枚で何アンペア出せるのか分かりませんが、多分しょぼいので2枚は最低必要だと思います。もしかしたら2枚でも足りないかもしれません。
(*この時点でテスターを使ってアンペアを測定するべきでした)
そして数日が経過し、2個目を購入してまいりました。
近くのダイソーは狭くて品揃えが悪いので、遠くのダイソーになってしまうので、さすがに毎日の様には行けません。
でさらに分解。
これ以上ないくらいにスッキリしました。
二つ揃ってスッキリ。
↓ファンのスペックになります。0.18A必要なんですよね、、、
寸法: 80mm (L) x80mm (W) x10mm (H)
定格電圧:5V
定格電流:0.18A
定格回転数:2500RPM
風量:18.9CFM
騒音:26dBA
価格:999円(アマゾン)
この線に、先ほどの直列にしたソーラーパネルの線をつなげます。
そして完成しました。
次の日、炎天下の中にテストしてみました。
全く回転しません。
ピクっと動きましたが、それだけです。
早速テスターで電圧を測ったところ、4.7V、、、足りてません。
一般的に電圧が1割未満足りないくらいだったら動く事の方が多いようです。
ピクっとしか動かないということは、一応電気は流れているはずなんですが、
全く電気が足りてないということなんだと思います。
なのでさらにもう1枚ソーラーを足しても回る確証はありませんし、回ったとしても弱々なのが間違いなさそうです。
*テスターでアンペアを測ればいいんですが、、、
*バラしたバッテリーは一個で1.2Vしかありません。それを2個直列にして2.4Vにしてファンとつなげたらなんと回りました。電圧が半分くらいしかなくても、電気があれば回るケースもあるのですね。なので、このソーラー発電では電流が全く足りてないという事になりそうです。
ファンは、現状はソーラーチャージコントローラーのUSB差し込み口に差しているので勢い良く回ります。
しかし、このダイソーのソーラーではこのファンを回転させるにはパワー不足過ぎるので、3個の直列を2セット作って2並列程度にしないと、それなりに回転しないんじゃ?と思えてきました。
そもそもなぜダイソーのソーラーライトをチョイスしたかと言うと、超低コスパでしかも簡単にファンの回転を日中だけにすることが出来ればと思ったのです。
なのでこれ以上ソーラーライトを買い増すのは、本来のコンセプト?から逸れてしますので、この試みは失敗ということで断念したいと思います。
また代わりのプラン等思いついて実行した際は、更新したいと思います。
光センサープランは、光センサーの感度の調整が上手くいかなければ、うちだったらまだほとんど発電できない朝6時からファンが回ってしまいます。そして日没が7時とすると合計13時間回ることになります。
普通に会社に出かける前、8時にファンをONにして夜7時に帰宅してOFFにした場合は合計11時間です。特に残業が長引かなければこちらの方が回っている時間が短いので、光センサープランも躊躇しています。
うちの場合で発電がピークになる午前10時〜午後3時まで回ってくれれば一番良いのですが。
ちなみに今週の記録的な猛暑の中、肝心のコントローラーの熱問題は無事乗り切ることが出来ています。コントローラーに表示される温度は40度前後なんですが、隈なく触るとやはりファンの空気があまり当たらない端の方は少し熱いので、あまり余裕がある状態ではない気がしていますが、、、
これ以上暑くなることがなければ、とりあえずは大丈夫だと思っています。
(追記) ミニソーラーパネル購入
最近は雨予報なのに、晴れたり変な天気です。
しかし晴れが1時間も続くとコントローラーはファンの空冷なしだとかなり高熱になってしまいます。
当たり前ですが、その度にベランダに出てオンオフするのはかなり面倒なんです。
そしてメルカリでいいものを見つけました。
ケースから出すとこんな感じです↓。
とりあえずソーラーパネル2枚は発電出力が大きすぎると思ったので1枚だけにしました。
使うパネルをケースに入れて、そして念の為、幅広のセロハンテープでぐるぐる巻き防水を強化しました。
下側からミイラのようにぐるぐる巻いていけば、雨水は中に漏れないはずです。
見た目はかなり酷い感じですが、、、
ファンとの接続テストの方は問題ありませんでした。
ソーラー発電の合計出力が5A以上くらいの日射になると、こちらのソーラーでもファンが回せるようです。
その程度であればまだ回転しなくてもいいのですが、早めに回転するのは悪くありません。
さらに発電の合計出力が20Aになる前には、以前と同じくらい高速に回転してくれます。
これでコントローラーの熱問題は自動で対処出来るようになったので良かったです。
*ちなみになぜ既存のソーラー発電から電源を取らないかというと、バッテリーとつながっているため24時間回り続けてしまうからです。夜や朝になったらいちいちオンオフするのも面倒なのですが、今回のように別の小さいソーラーをつなげれば放置が出来る感じです。