釣り超初心者の釣り奇行

海釣りで千葉県を中心に活動中

アジのコマセ釣りを極めたい vol.1『タナと撒き方』

目次

 

まえがき

時々行っているアジとタコのリレー釣りですが、今回からリレー釣りは別々の記事にしたいと思います。

↓いつもお世話になっている遊漁船『フィッシュオン大勝』さんです。

 

アジタコリレーの記事は2回目でストップしていましたが、その後は4回アジ釣りに行ってきました。

*内2回がタコで1回がタチウオ、そして最後のがアジの泳がせです。

現時点なりに更なる釣果アップを目指し考えたことをまとめたいと思います。

最初に『フィッシュオン大勝』での、全ての回のアジ釣果を晒します。

1回目→13匹

2回目→14匹

3回目→12匹

4回目→31匹

5回目→37匹

6回目→29匹

という釣果でした。

最後の6回目は前回よりダウンしてしまいましたが、それでも以前に比べたらマシになってきたかな?といった感じです。

リレーなのでだいたい釣りの時間は半々くらいで、アジだけで3〜4時間くらいです。

 

 

アジのコマセ釣りで重要な事

アジ以外でも色々なコマセ釣りでも共通しそうですが、船長いわく最も重要なのは、

タナ撒き方だそうです。

 

タナあわせ

水深のある場所ならいざしらず、いつもの釣り場は水深10m〜15mくらいしかありません。

アジのタナの上下幅はだいたい3mくらい。

タナが毎回ずれなければ、当然坊主ってことはまずないですし、私の1〜3回目の釣果ように少しは釣れると思います。

 

この釣り場でのアジのタナを図にしてみると↓こんな感じだと思います。

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今まで私はアジのタナ下の方から段階的にシャクって、全体的には5m前後の上下幅を探っていました。

ようするに探る幅が広過ぎた気がしています。

 

タナが1m上下にズレても、全部のタナで共通するタナが赤線枠です。

このヘンテコな図がもし正しければですが、赤線枠のタナをピンポイントで狙えれば、だいたいは釣れる?気がしました。

考えてみれば、たった4時間前後の時間で魚のいるタナを探っているようじゃ100近くは絶対釣れないと思います。

ベテランの方は最初からアジのいるタナを知っているから、ひたすらそのタナを集中的に狙ってるんだと思います。

例えそのタナでもし釣れなくても、魚がたまたま離れているだけだから、私のように上下にズレて彷徨わない。

こういう魚とのやり取りは、やはり何回も経験すると分かってくるのかもしれません。

私はまだへっぽこなので、嘘半分で聞いてください。

 

カゴのタナへの合わせ方ですが、

人によってリールに表示される水深表示だったり、PEラインの色や目印だったりすると思いますが、やはりリールの水深表示は私のリールでも数メートルズレるので、10m刻みで色が変わるPEラインの色を目印にすると良いと思います。

最初の色が途中で切れていると分からなくなってしまうので、その場合は中途半端なその色を全部切り落とすか、新たに10mのリーダーをつなぐと良いと思います。

この釣り場ではとにかく正確に10mが分かるようにする事が重要みたいです。

 

そしてリールの巻き方です。

PEラインが1m刻みで目印が入っていれば、リールひと巻きでどの程度巻けるかだいたい分かると思いますが、例えば私のリールだとひと巻きで約65cmです。

もし2回も巻いたときには1m30cm巻けますが、下手したら黄金の鉄板タナを通り過ぎてしまうということです。

どのくらいの上下幅でシャクッて、リールをどの程度巻くのが理想なのか?この答えはまだ見えてきません。

一般的にはタナの少し下からシャクリ上げてくるようなので、同じ様に黄金タナの下からシャクってきて、黄金タナに入ったらシャクッてもリールはあまり巻かなかったり、そのままの位置でキープして重点的に黄金タナだけを探ると良いのかも、、、

 

ちなみにですが、私は4回目と5回目はタナが底から2〜3mだと思い込んでいました。

なぜかと言うと、カゴが着底した直後して少し巻いたくらいですぐにヒットすることが何回かあったからです。

しかし考えてみたら↓この状態だったと思います。

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図左:カゴ着底時の様子です。カゴが着底するまでの自然落下で多くのコマセが撒かれました。針は軽いのでまだカゴより上にありますが、カゴが着底したので引っ張られていた針の落下速度は遅くなりコマセの落下と同期するので魚がヒットしたんだと思います。

これが勘違いを起こしていた現象の実態?だと思います。カゴがほぼ底でもヒットしていたので、魚は底の方にいると勘違いしたのです。毎回これでヒットすれば良いですが、当然そんな上手くはいきません。

図左の状態でヒットしなければ、針はさらに落下して10秒前後でタナの下へ外れます。10秒以上待って釣れなければ私もシャクってカゴを上げます。しかし魚は底の方にいると勘違いしているので、、、そんなには上げません。それが図右の状態です。

図右:2m前後巻きましたが、巻きが足りないので針もカゴもタナの下です。少し待ってヒットしなければ少しタナを上げますが、その時既にカゴのコマセは半分もあればいいところかもしれません。タイミングよく魚が近くにいればワンチャンあるかもしれませんが、、、

本来のタナにマッチしてきてもコマセが誘えるだけなければ話にならないと思います。

 

 

コマセの撒き方

一見単純そうなコマセ撒きですが、思った以上に奥が深いようです。

私は大きくシャクって多くのコマセを撒く短い時間に多くの魚を誘う小まめにコマセを交換する、常にこの意識でした。

船長いわく、ベテランの人は潮の流れでどれくらいの強さで何回シャクってどれくらい放置したらコマセが無くなるかだいたい分かるそうです。

私の様に分からない人だと、コマセがまだ残っているのに無いと思って回収してしまい釣果を落としてしまいます。巻き上げた時に残りのコマセは全て無くなり「やっぱり無いな」と思い込んでしまいコマセが残っていた事に気付かない、、、逆に当然ですが、コマセがもう無いのにまだあるかな?と粘っていても当然釣れません。

これも極めるには経験を積むしかないとは思いますが、先人の方達が教えてくれる撒き方でまずはやってみるのがベストかと思います。

コマセの撒き方(シャクリ方)も大きく1回シャクって撒くのか、小さく数回に分けてシャクるのか色々だと思います。

例えば潮の流れが速いときは、それほど大きくシャクる必要はないと思います。小さくシャクってもいつも以上にコマセが撒かれるからです。そんな状況で大きく撒いていたらコマセも当然早く無くなってしまい、結果コマセの補充回数も増えてその分釣果を落としかねません。

逆に潮の流れが遅いのに小さくシャクっていたらコマセも地味にしか撒かれないので多くの魚が寄ってきません。しかし流れが遅いので、撒いたコマセはすぐには流されません。なので大きくシャクッてもシャクりの間隔は長めが良いかもしれません。

↑私がここで思いついた限りの事なので釣果が落ちたらすいません。

 

船長いわく基本的には2サイクルだそうです。タナの下から上までが1サイクルで、タナの上まで上げたら、またタナの下まで落としてもう1回繰り返して計2サイクルです。

私は次回は以下の様に狭いタナを集中攻略したいと思います。

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❶カゴを黄金タナの少し下、水深11.5〜12mまで落とします。 ❷仕掛けがカゴより下に落ちるまで、10〜15秒程度待ちます。 ❸50cm程度シャクってリールも巻きます。そして10〜秒待って、今度は30cm程度シャクります。この小さなシャクりではタナは変えません。また10〜秒待ちます。小さなシャクりは2〜3回します。アタリがなければ→❹シャクって巻いて、タナを50cm上げました。3と同じ事をします→❺シャクって巻いて、タナを50cm上げました。3と同じことをします。アタリがなければ→❶まで再度落とします。

 

ただベテランの方を見ていると、仕掛けを落とした後にシャクって数秒でヒットすることが頻繁にあります。さすがに常にこの状況ではないので、こういった状況がある程度ないと100近くにはならないと思います。

 

今回は最も重要だと思われる、タナとしゃくり方についてまとめましたが、それ以外にも重要な事や基本はけっこうあると思います。

例えば以下のような内容です。

 

・カゴの大きさ

・竿の柔らかさ

・手返し

・2本針か3本針か(仕掛け)

 

これらに関する事も次回以降、まとめていければと考えています。

毎度船長の受け売りですが、船長いわくベテランの域に達するには月2回くらいのペースでも2年前後かかるとか。なので私がまだ釣れないのは当然だと自分を慰ている今日この頃です。

しかし80匹も釣れたら1匹スーパーでは100〜150円、デカアジだと200円はするので、船代の8500円だったら余裕で元が取れてしまいます!!早くそうなりたい!